充填後の樹脂ボトル製品の底部をカラーカメラ1台で撮像し、
底部に沈殿している異物を検出して不良判定をする装置です。
100㎖程度の小型樹脂ボトルを対象に、最大800bpmまで処理が可能です。
フェールセーフを採用しているため、万が一の際にも良品以外は下流へ流さないシステムです。
検査部のスターホイールとベルトを駆使して、
安定した空中搬送を実現し底部の検査を可能にしています。
近赤外光と可視光を同時に使用する光学条件を採用して、精度の高い検査を1ステーションで実施しています。(特許出願中)また背景との濃淡差を利用して処理を行うため、検出可能な異物の色は黒に限らず様々なカラーバリエーションに対応しています。
装置内にモノクロカメラ1台を別ステーションで追加することで、
液面検査が可能になるため、底部の異物検出と合わせて、品質管理にも最適です。